Windows 10・11でオリジナルアイコンを作成・変更する方法

ペイントやAI機能を活用してオリジナルアイコンを簡単に作成。
フォルダやアプリに適用してデスクトップをもっと個性的にカスタマイズする方法を解説。
誤って削除した場合の復元方法もあわせて紹介しています。

アイコン の 作り方 プライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし アイコン の 作り方 3ステップで簡単復元
内野 博
内野 博 更新 Sep 26, 25

Windowsパソコンを操作していると、必ずアイコンに触れます。マウス操作が必要なWindowsパソコンは、「アイコン」の絵によって視認性を高めています。

そんなアイコンですが、自分でオリジナルのものを作成し、変更することも可能です。

今回はWindows10や11で、アイコンを作成する方法を紹介します。もしもデータが消えたときは、データ復元ソフト「Recoverit」がおすすめです。

目次


Part1:Windows 10・11のペイントでオリジナルのアイコンを作成する方法

Windows 10・11のペイントでオリジナルのアイコンを作成する方法は、以下の動画でもご覧いただけます。

recoverit

Wondershare Recoveritで削除されたファイルを復元する

ガイド>

まずは作成したいオリジナルアイコンのイメージを決定しましょう。デスクトップ壁紙やテーマに合わせれば、おしゃれなアイコンの作り方として個性を出せます。

Windowsで利用できる主なアイコンサイズ

  • 16×16ピクセル:古い環境や一覧表示で使用
  • 32×32ピクセル:標準的なサイズ
  • 48×48ピクセル:大きめ表示で見やすい
  • 256×256ピクセル:Windows 11 高DPI環境に推奨

イメージが決まったら、いよいよ作成作業を開始します。Windows 10・11の標準ソフト「ペイント」を使えば、誰でも簡単にオリジナルアイコンを作成できます。

ペイントでのアイコン作成手順

手順1. ペイントを起動する(新しいページで始める場合は「新規作成」を選択)

ペイントを起動する

手順2. 「ファイル」→「プロパティ」でサイズを選択(16×16、32×32、48×48、256×256ピクセル)

サイズを設定

手順3. イメージしたオリジナルアイコンを描く

オリジナルのアイコンを描く

手順4. 「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択し、「BMP画像」で保存

BMP画像で保存

手順5. 任意のファイル名をつけ、拡張子を「.ico」に変更して保存すると完成

ico形式で保存

AI技術を活用した新しいアイコンの作り方

更新情報(2024年秋):Windows 11の最新アップデートで「Copilot in Paint」が正式リリースされました。これにより、AIを活用した高度なアイコン作成が可能です。

Copilot in Paintでの手順

手順1. Paintアプリを起動し、右上の「Copilot」アイコンをクリック

手順2. 「シンプルなフォルダアイコン、青色ベース、モダンなデザイン、32x32ピクセル」など具体的な指示を入力

手順3. 生成された候補から最適なデザインを選択

手順4. 必要に応じてペイントツールで微調整

手順5. .ico形式で保存して完成

Part2:標準のフォルダアイコンを作成したアイコンに変更する方法

オリジナルアイコンが完成したら、次は実際にアイコンに設定してみましょう。アプリやショートカットだけでなく、標準のフォルダアイコンにも作成したアイコンを適用できます。ここでは、Windows 10・11でフォルダアイコンを変更する方法を紹介します。

フォルダアイコンを変更するメリット

  • デスクトップを個性的にカスタマイズ
  • よく使うフォルダを一目で判別しやすくなる
  • 業務用・プライベート用など用途別に整理できる

フォルダアイコンを変更する手順

手順1. 「ファイルエクスプローラー」を起動

フォルダアイコンを作成

手順2. 変更したいフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択

プロパティを選択

手順3. 「カスタマイズ」タブから「フォルダのアイコンの変更」をクリック

カスタマイズタブ

手順4. 「参照」をクリックし、作成した.icoアイコンを選択

アイコン参照

手順5. 「OK」で閉じれば設定完了

アイコン変更完了

更新情報(Windows 11 最新版):設定画面のデザインが一部変更されていますが、操作手順は従来とほぼ同じです。

Part3:作成したicoファイルを誤って削除した場合の対処法

ここまで、Windows 10・11でオリジナルアイコンの作り方と変更方法を紹介しました。標準ソフト「ペイント」を使えば誰でも簡単に作成でき、プロパティから自由に設定できます。

ただし、誤って.icoファイルを削除してしまうこともあります。ゴミ箱に残っていればすぐに復元できますが、完全に削除した場合は専用ソフトが必要です。

そんなときにおすすめなのが、データ復元ソフト Recoverit(リカバリット) です。初心者にも使いやすく、95%以上の復元成功率を誇ります。

無料ダウンロード
無料ダウンロード

Recoveritで削除したアイコンファイルを復元する手順

ステップ1 元の保存場所を選択

ソフトを起動後、消えた.icoファイルの保存場所を選択します。

ico ファイル

ステップ2 icoファイルをスキャン

自動的にスキャンが始まり、失われたデータを検出します。

ico ファイルをスキャン

ステップ3 プレビューして復元

スキャン後に検出されたファイルを確認し、「復元する」をクリックすれば保存できます。

ico ファイルを復元

ご注意: 復元データは削除した同じドライブに保存せず、別の場所に保存してください。

Recoveritで復元できる主なデータ

  • PC・HDD・ゴミ箱・USBメモリから削除したデータ
  • 写真、動画、音楽、ドキュメントなど1000種類以上の形式
  • クラッシュして起動しないパソコンからの復元
  • 破損した動画ファイルの修復

Windowsアイコン作成と変更に関するよくある質問

  • Windows 10や11で自作アイコンはどの形式で保存すればいいですか?
    アイコンは「.ico」形式で保存する必要があります。BMPやPNGで作成した場合も、最後に拡張子を.icoに変換してください。
  • アイコンの推奨サイズはどれですか?
    通常は32×32ピクセルが一般的ですが、高解像度ディスプレイを使う場合は256×256ピクセルがおすすめです。
  • 作成したアイコンをアプリやショートカットにも適用できますか?
    はい、フォルダだけでなくアプリやショートカットのアイコンにも変更可能です。
  • ペイント以外でアイコンを作成する方法はありますか?
    Microsoft DesignerやCopilotを活用すれば、AIで自動生成したアイコンを利用することもできます。
  • 誤って削除したアイコンを復元するにはどうすればいいですか?
    まずゴミ箱を確認し、見つからない場合はデータ復元ソフト「Recoverit」を利用することで復元が可能です。
  • Recoveritはどのようなデータにも対応していますか?
    Recoveritはアイコンファイル(.ico)はもちろん、写真、動画、ドキュメントなど1000種類以上のデータ形式に対応しています。
内野 博
内野 博 Sep 26, 25
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