Windows11でディスククリーンアップを実行する方法と注意点

Windows11の不要な一時ファイルやキャッシュを削除して、パソコンの空き容量を簡単に確保しましょう。
本記事では、手動と自動クリーンアップの手順、消してよいファイルの見分け方、
さらにディスククリーンアップができない時の対処法や削除データの復元方法まで、初心者でもわかりやすく解説しています。

ダウンロード した ファイル を 開く プライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし ダウンロード した ファイル を 開く 3ステップで簡単復元
内野 博
内野 博 更新 Aug 27, 25

Windows11のディスククリーンアップ機能を活用すれば、ディスクドライブ内の不要な一時ファイルやキャッシュの削除により、簡単に空き容量を確保できます。

この記事では、Windows11でディスククリーンアップを行う手順を画像付きでわかりやすく解説。クリーンアップできない時の対処法もご紹介していますので、お困りの方はぜひ参考にしてくださいね。

目次
    1. Part1-2:Windows11のディスククリーンアップで消えるもの
    1. Part2-1:ディスククリーンアップで消して良いもの
    2. Part2-2:Windows11でディスククリーンアップを行う手順
    3. Part2-3:ディスククリーンアップを自動で起動する設定
    1. Part3-1:管理者権限でディスククリーンアップを実行する
    2. Part3-2:ディスククリーンアップの自動設定を確認する

Part1:Windows11でディスククリーンアップを行う目的

Windows11ディスククリーンアップの目的

Windows11でディスククリーンアップを行う目的は、ずばり「空き容量の確保」です。具体的にはメモリやストレージ容量を確保し、PCがスムーズに動作するようにメンテナンスを行います。

Windows11にはクリーンアップ機能が標準搭載されているため、定期的に実行しPCの不具合派生を防ぎましょう。

Windows11のディスククリーンアップで消えるもの

Windows11のディスククリーンアップでは、主に一時保存されているファイルやキャッシュが消去されます。たとえば、インターネット一時ファイルアプリの一時ファイルサムネイルキャッシュなどが対象となります。

ただし、削除する項目は実行前に選択できるため、必要なデータを誤って消してしまう心配はありません。

なお、具体的に「どのファイルを消しても問題ないか」は次のパートで詳しく解説します。

Part2:Windows11のディスククリーンアップのやり方

それでは、Windows11でディスククリーンアップを実行してみましょう。次のパートに分けて、わかりやすく解説します。

本パートでは以下の3つの内容を詳しく解説します:

  • ① 消しても問題のないファイル
  • ② クリーンアップの実行手順
  • ③ 自動クリーンアップの設定

すべて大切な内容となっています。ぜひ一緒にチェックしてくださいね。

Part2-1:ディスククリーンアップで消して良いもの

ディスククリーンアップで消して良いものには、主に以下のような項目が挙げられます。

ディスククリーンアップで削除しても問題ないファイル一覧

  • アプリケーションの一時ファイル:アプリ動作中に作成される一時保存ファイル
  • インターネットの一時ファイル:ブラウザが一時的に保存したキャッシュ
  • Windows Updateのクリーンアップ:不要な更新ファイル
  • DirectXシェーダーキャッシュ:GPU描画用の一時データ
  • 縮小表示(サムネイル):画像や動画のプレビュー表示データ
  • エラーログやWindowsエラー報告:過去の障害に関するログ

これらのファイルは、ディスククリーンアップで消去しても特にシステムに影響を与えることはありません。

Part2-2:Windows11でディスククリーンアップを行う手順

Windows11でディスククリーンアップを行う方法はとても簡単です。

ステップ1:タスクバーの検索ボックスに「ディスククリーンアップ」と検索しアプリケーションを開く

 ディスククリーンアップを開く

ステップ2:削除する任意のファイルにチェックを入れ[OK]をクリック

 削除するファイルにチェックを入れ[OK]をクリック

ステップ3:[ファイルの削除]を選択

 [ファイルの削除]を選択

これでディスクのクリーンアップは完了です。

Part2-3:ディスククリーンアップを自動で起動する設定

Windows11ではストレージセンサー機能による、自動クリーンアップが可能です。自動クリーンアップを設定しておくことで、手動でのクリーンアップを忘れていても、定期的にPCの空き容量を確保できます。

手順は次の通りです。

ステップ1:Windowsボタンを右クリックし[システム]を開く

 Windowsボタンを右クリックし[システム]を開く

ステップ2:[ストレージ]を選択

 [ストレージ]を選択

[システム]を開いて[バージョン情報]が表示された場合は、画面上部の[システム]をクリックすると上記画像の画面に戻れます。

ステップ3:[記憶域の管理]の項目にある[ストレージセンサー]を[オン]に変更

 [ストレージセンサー]を[オン]に変更

これで設定は完了です。

Part3:Windows11でディスククリーンアップが表示されない・できない時の対処法

ディスククリーンアップが表示されない・できない時の対処法

Windows11でディスククリーンアップが表示されない、またはクリーンアップできない場合、次の対処法が有効な場合があります。

・管理者権限でディスククリーンアップを実行する

・ディスククリーンアップの自動設定を確認する

Part3-1:管理者権限でディスククリーンアップを実行する

ディスククリーンアップを管理者権限で起動できていない場合、ディスククリーンアップができないことがあります。

次の手順でディスククリーンアップを管理者権限で実行しましょう。

検索ボックスの検索結果に[ディスククリーンアップ]が出てきたら[管理者として実行]を選択します。

ディスククリーンアップの[管理者として実行]をクリック

これだけで、ディスククリーンアップを管理者権限で実行できます。

Part3-2:ディスククリーンアップの自動設定を確認する

Part2-3:ディスククリーンアップを自動で起動する設定」でご紹介した手順を参考に、ストレージセンサーがオンになっているかをご確認ください。

ストレージセンサーがオンになっており、直近でディスククリーンアップが実行されている場合、削除できる不要な一時ファイルやキャッシュが無い可能性があります。

この場合はすでにクリーンアップが完了しているため、手動でクリーンアップを行う必要はありません。

Part4:誤って重要なHDDデータを削除してしまった場合の解決策

メモリやストレージの空き容量確保のために手動でディスクを整理し、誤って重要なHDDのデータを削除してしまった場合は、データ復元専門ソフトの活用が有効的です。

データ復元専門ソフトの『Recoverit(リカバリット)』は、手動で消去してしまったHDDやSSDのデータはもちろんのこと、システムによって消去されてしまったケースや、PCのクラッシュ・故障など、さまざまなシチュエーションで消えたデータを簡単なステップで復元します。

復元可能なファイル形式は、ドキュメント、画像、動画、音声、メールなどを含め1,000種類以上。初心者でも親しみやすいインターフェースで、直感的な操作でデータ復元ができますので、お困りの際はぜひ無料ダウンロードでお試しください。

無料ダウンロード
無料ダウンロード

以下は、「Recoverit」で消えたデータを復旧・復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」を起動すると、左側のサイドバーにファイル保存場所が表示されます。ここでは、特定の保存場所を選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

usb 32gb どのくらい

ステップ2 消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、時間かかる場合もあります。

usb 32gb どのくらい

ステップ3 消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

usb 32gb どのくらい

Windows11のディスククリーンアップに関するよくある質問

  • ディスククリーンアップはPCの動作に影響しますか?
    いいえ、基本的にはPCの不要ファイルを削除する作業のため、パフォーマンス向上に役立ちます。ただし削除するファイルを間違えないよう注意が必要です。
  • クリーンアップで削除されるファイルは復元できますか?
    一部のファイルは復元が可能です。専用のデータ復元ソフト(例:Recoverit)を使用すれば、削除後でも復元できる可能性があります。
  • ディスククリーンアップのおすすめ頻度はどれくらい?
    月1回〜2回程度がおすすめです。頻繁に使う場合や動画編集などで大容量ファイルを扱う人は週1でも問題ありません。
  • 自動クリーンアップは安全ですか?
    はい、Windowsの「ストレージセンサー」機能は安全に設定されており、不要なファイルのみを対象とします。必要に応じて項目は調整可能です。
  • ディスククリーンアップが開かない・動かない場合の対処法は?
    「管理者として実行」や「ストレージセンサー設定の確認」などで解決することがあります。記事内の手順をご参照ください。
  • クリーンアップ対象から除外したいフォルダがある場合は?
    ストレージセンサーの設定で自動削除対象をカスタマイズできます。必要なフォルダは削除対象から外しましょう。
内野 博
内野 博 Aug 27, 25
記事を共有する: