Windows 10でファイルエクスプローラーが何度も落ちると、ファイルの移動やコピー、フォルダー整理すら進まなくなります。症状が頻発する場合、単なる一時的なフリーズではなく、設定、キャッシュ、権限、ドライバー、特定ファイルの破損などを順番に確認する必要があります。
この記事では、Windows 10のエクスプローラーが落ちる・応答なしになる原因を整理し、表示設定、履歴キャッシュ、フォルダーオプション、権限、CHKDSK、Windows更新、ドライバー更新などの対処法を紹介します。特定のファイルを開く時だけクラッシュする場合は、ファイル破損の可能性も確認しましょう。
目次
Part 1:Windows 10のエクスプローラーが落ちる主な原因
エクスプローラーが落ちる原因は一つではありません。すべてのフォルダーで落ちるのか、画像や動画の入ったフォルダーだけ落ちるのか、特定のファイルを選択した時だけ落ちるのかで、疑うべきポイントが変わります。
よくある原因
- 表示設定やスケーリング設定が不安定になっている
- エクスプローラーの履歴やキャッシュが壊れている
- サムネイル生成時に特定の画像・動画・PDFでクラッシュしている
- セキュリティソフトや常駐アプリがファイル操作に干渉している
- フォルダーやファイルのアクセス権限に問題がある
- ディスクエラーやシステムファイルの不具合がある
- グラフィックドライバーが古い、または破損している
特に、画像や動画が多いフォルダーを開いた時だけ落ちる場合は、サムネイル生成や破損ファイルが原因になっていることがあります。まずは安全な方法から切り分けていきましょう。
Part 2:エクスプローラーが落ちる時の対処法
ここでは、Windows 10のエクスプローラーが落ちる時に試せる対処法を紹介します。いきなりWindowsの再インストールに進む必要はありません。設定変更、キャッシュ削除、ドライバー更新の順に確認しましょう。
表示設定を見直す
表示スケールや解像度の設定が不安定な場合、エクスプローラーの表示処理でクラッシュすることがあります。画面表示を変更した直後から症状が出た場合は、まずここを確認します。
ステップ1 表示設定を開く
デスクトップの何もない場所を右クリックし、「ディスプレイ設定」を選択します。

ステップ2 拡大縮小と解像度を確認する
「拡大縮小とレイアウト」で推奨値を選び、画面の解像度も推奨設定に戻します。変更後、エクスプローラーを再起動して症状を確認してください。

セキュリティソフトやバックグラウンドアプリを一時停止する
セキュリティソフトや常駐アプリが、ファイルのスキャンや同期処理でエクスプローラーに干渉することがあります。最近インストールしたアプリや、特定フォルダーでだけ落ちる場合は確認しましょう。
ステップ1 タスクマネージャーを開く
Ctrl + Shift + Escを押してタスクマネージャーを開きます。負荷の高いアプリや最近追加したセキュリティソフトを確認します。

ステップ2 一時的に終了して確認する
必要に応じて対象アプリを一時停止または終了し、エクスプローラーが安定するか確認します。セキュリティソフトを停止する場合は、信頼できる環境で短時間だけ試してください。

エクスプローラーの履歴を削除し、ショートカットを作り直す
エクスプローラーの履歴やクイックアクセスの情報が壊れていると、起動時やフォルダー移動時に落ちることがあります。履歴を削除し、必要であれば新しいショートカットを作成します。
ステップ1 エクスプローラーの履歴を削除する
Windows検索で「エクスプローラーのオプション」と入力して開き、「全般」タブの「エクスプローラーの履歴を消去する」で「消去」をクリックします。

ステップ2 新しいショートカットを作成する
タスクバーの古いエクスプローラーショートカットを外し、デスクトップから新しいショートカットを作成します。場所には「C:\Windows\explorer.exe」を指定します。

ファイルエクスプローラーの起動先を変更する
クイックアクセスに壊れた履歴や利用できないネットワークフォルダーが含まれていると、エクスプローラーの起動時に落ちることがあります。起動先を「PC」に変更して確認します。
ステップ1 フォルダーオプションを開く
エクスプローラーを開き、「表示」タブから「オプション」をクリックします。

ステップ2 起動先をPCに変更する
「エクスプローラーで開く」の項目を「クイックアクセス」から「PC」に変更し、「適用」→「OK」をクリックします。

ファイルやフォルダーの権限を確認する
特定のフォルダーやファイルを開く時だけエクスプローラーが落ちる場合、アクセス権限や所有者情報に問題があることがあります。業務PCや共有フォルダーでは、管理者に確認しながら進めてください。
ステップ1 対象ファイルのプロパティを開く
問題が起きるファイルやフォルダーを右クリックし、「プロパティ」を開きます。

ステップ2 セキュリティ設定を確認する
「セキュリティ」タブでアクセス権限を確認します。必要に応じて「詳細設定」から所有者や権限を確認します。

Repairitで破損ファイルを修復する
画像、動画、Office文書など特定のファイルを選択・プレビューした時だけエクスプローラーが落ちる場合、そのファイルが破損している可能性があります。破損ファイルが原因でサムネイル生成やプレビュー処理が失敗しているケースです。
この場合は、Wondershare Repairitで対象ファイルの修復を試せます。RepairitはWindows自体を修復するツールではありませんが、破損したOffice文書、画像、動画、PDFなどのファイル修復に役立つ場合があります。

Wondershare Repairit - ファイル修復
特定ファイルの破損が原因でエクスプローラーが不安定になる場合に、ファイル修復を試せます。
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Office文書、画像、動画、PDFなど複数形式のファイル修復に対応します。
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修復後にプレビューし、元ファイルとは別の場所に保存できます。
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エクスプローラーのクラッシュ原因が破損ファイルにある場合の切り分けに役立ちます。
ステップ1 ファイル修復を選択する
Repairitを起動し、「ファイル修復」を選択します。

ステップ2 破損した可能性のあるファイルを追加する
「+追加」をクリックし、エクスプローラーが落ちる原因として疑われるファイルを追加します。

ステップ3 プレビューして保存する
修復後にプレビューで内容を確認し、問題がなければ元ファイルとは別の場所に保存します。

サムネイル表示を無効にする
画像や動画が多いフォルダーでエクスプローラーが落ちる場合、サムネイル生成が原因のことがあります。サムネイルを無効にし、アイコン表示に切り替えて確認します。
ステップ1 フォルダーオプションを開く
Windows検索で「エクスプローラーのオプション」を開き、「表示」タブを選択します。
ステップ2 常にアイコンを表示する
「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

CHKDSKを実行する
ディスクエラーがあると、特定フォルダーを開く時やファイル操作中にエクスプローラーが不安定になることがあります。CHKDSKでドライブの状態を確認します。
注意
- CHKDSKを実行する前に、重要なファイルをバックアップしてください。
- 会社PCでは、管理者権限や社内ルールを確認してから実行してください。
- ディスクに物理障害の疑いがある場合は、無理に繰り返し実行しないでください。
ステップ1 PowerShellを管理者として開く
スタートメニューを右クリックし、「Windows PowerShell(管理者)」または「ターミナル(管理者)」を選択します。

ステップ2 CHKDSKを実行する
対象ドライブに対して chkdsk C: /f を実行します。再起動時のチェックを求められた場合は、内容を確認してから進めてください。
Windows Updateを実行する
Windowsの不具合や古いシステムファイルが原因で、エクスプローラーが落ちることがあります。更新プログラムを適用して改善するか確認しましょう。
ステップ1 Windows Updateを開く
「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を開きます。

ステップ2 更新プログラムを適用する
利用可能な更新があればインストールし、PCを再起動します。その後、エクスプローラーが安定するか確認してください。
グラフィックドライバーを更新・再インストールする
古い、または破損したグラフィックドライバーが原因で、エクスプローラーの表示処理が不安定になることがあります。特に表示のちらつきやサムネイル表示の崩れがある場合は確認しましょう。
ステップ1 デバイスマネージャーを開く
スタートメニューを右クリックし、「デバイスマネージャー」を開きます。
ステップ2 ディスプレイアダプターを更新する
「ディスプレイアダプター」を展開し、使用中のグラフィックドライバーを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。改善しない場合は、メーカー公式サイトから最新版を入手する方法もあります。

Part 3:まとめ
Windows 10のエクスプローラーが落ちる場合は、表示設定、バックグラウンドアプリ、履歴キャッシュ、フォルダーオプション、権限、サムネイル、ディスクエラー、Windows Update、グラフィックドライバーを順番に確認すると原因を切り分けやすくなります。
特定の画像、動画、Office文書、PDFなどを開く・選択する時だけエクスプローラーが落ちる場合は、そのファイル自体が破損している可能性もあります。その場合は、Wondershare Repairitでファイル修復を試す方法があります。ただし、Windows OSそのものの不具合やドライバー問題は、Windows Updateやドライバー更新で対応しましょう。
Windows 10のエクスプローラーが落ちる時のよくある質問
-
Windows 10のエクスプローラーがすぐ落ちるのはなぜですか?
履歴キャッシュ、サムネイル生成、表示設定、常駐アプリ、権限、ディスクエラー、ドライバーの不具合などが考えられます。どの操作で落ちるかを確認すると原因を絞りやすくなります。 -
画像や動画フォルダーを開く時だけ落ちる場合は?
サムネイル生成や破損したメディアファイルが原因の可能性があります。サムネイル表示を無効にし、問題のあるファイルを別フォルダーへ分けて確認してください。 -
エクスプローラーの履歴を削除しても大丈夫ですか?
履歴を削除してもファイル本体は削除されません。クイックアクセスや最近使った項目の表示情報がリセットされるだけです。 -
CHKDSKは実行しても安全ですか?
通常はディスクエラーの確認・修復に使えますが、重要なデータは先にバックアップしてください。ディスク故障が疑われる場合は、繰り返し実行せず専門的な確認をおすすめします。 -
Repairitでエクスプローラー自体を修復できますか?
RepairitはWindowsエクスプローラーやOSを修復するツールではありません。破損した画像、動画、Office文書、PDFなどのファイル修復に使うツールです。 -
どの対処法を先に試すべきですか?
まず履歴削除、起動先変更、サムネイル無効化など影響の少ない方法から試してください。特定ファイルで落ちる場合は、破損ファイルの可能性も確認しましょう。