Windows10でエクセル(Excel)ファイルを開くときに起きる文字化け。文字化けが発生したときは、エクセルファイルの文字コードに問題がある場合が多いです。そのため、基本的には文字コードを変更して対処することになります。
他にもメモ帳を活用する方法も覚えておくといいでしょう。エクセルファイルを開くことができない場合、ファイル修復ソフトの利用がおすすめです。このページでは、エクセル(Excel)の文字化けを直す方法を紹介します。
エクセルファイルの文字化けが発生するときは、文字コードに原因があることがほとんどです。文字コードとは、エクセルで入力した文字に与えられる識別番号です。エクセルで入力する文字のコードには種類があり、作成されたファイルごとに異なります。
例えば、UTF-8のコードを使って文字で入力されているエクセルファイルをShift_JISで閲覧しようとすると、文字化けが発生しかねません。そのため、エクセルファイルの文字化けが発生するときは、文字コードの問題を解消する必要があります。
エクセルファイルの文字化けが起きたときは、以下の直し方で解消してみましょう。
・エクセルファイルの文字コードを変更する
・メモ帳を活用する
文字コードを変更しても上手くいかない場合は、メモ帳を活用するのがおすすめです。
それぞれの方法を詳しく解説します。
エクセルファイルの文字化けが発生するときは、ファイルの文字コードを変更するのが正攻法です。
エクセルでは以下の方法で文字コードを変更できます。
この方法では文字化けが解消されるまで⑦を繰り返さなければいけません。ただし、状況によっては文字化けしない文字コードを探すのに苦戦します。
文字化けしない文字コードが見つからないのであれば、他の方法を試してみましょう。
Windows10では文字化けするエクセルファイルをメモ帳で開くことで問題を解決することができます。
具体的な手順は以下の通りです。
以上の手順で保存したファイルをエクセルで開くと、高い確率で文字化けがしなくなります。
メモ帳を使うと、文字化けするエクセルファイルが問題なく開ける可能性が高いからです。
メモ帳で開いたデータを保存したうえでエクセルで開くと、文字コードの問題が解消されるというわけです。
エクセルファイルが文字化けするときは、ファイルが破損している可能性もあります。文字コードの変更やメモ帳の活用をしても文字化けが起きる場合、ファイルが破損しているかもしれません。
エクセルファイルそのものを開くことができない場合も、ファイルが破損している可能性があります。エクセルなどのOfficeソフトでは、書き込みエラーやシステムエラーでファイルが破損することがあるので注意しなければいけません。エクセルファイルが破損している場合、Windows10の基本機能では修復ができません。
しかし、パソコンにファイル修復ソフトを入れると、破損したエクセルファイルを甦らせることができます。破損したエクセルファイルを修復するのなら、Wondershareが提供する「Repairit」を利用するのがおすすめです。Repairitがあれば.pdfや.pptx、.xlsxや.docxなどのファイルを修復可能です。また操作は簡単で、たったの3ステップを行うだけでファイルを修復できます。
「Wondershare Repairit」を起動した後、「+追加」ボタンをクリックして、破損したエクセルファイルを追加します。
エクセルファイルを追加できたら、右下の「修復」をクリックします。
修復完了すると、「プレビュー」をクリックして修復できたエクセルファイルをプレビューできます。そして、「保存」ボタンをクリックして、修復できたファイルを保存します。
(*ファイルをプレビューできない場合もあります。この場合、直接的にパソコンに保存してファイルを開いてみてください。)
Zipファイルを解凍した際に文字化けが発生する原因と、その解決方法を詳しく解説します。ファイル名や内容の文字化けを防ぐための対処法を、初心者にもわかりやすく紹介します。 ...
エクセルのシートが表示されないという問題に直面したことはありますか?この記事では、その原因と対処法について詳しく解説します。エクセルのシートが表示されない問題は、作業の効率を大幅に低下させることがあります。この記事を参考に、エクセルでの作業をより円滑に進めることができるようになりましょう。 ...
Windows10でエクセル(excel)ファイルを開くときに文字化けが起きることがあります。文字化けが発生したときは、基本的には文字コードを変更して対処することになります。このページでは、エクセル(excel)の文字化けを直す方法を紹介します。 ...
内野 博
編集長