Excel2019またはOffice365での自動回復の設定、及び自動バックアップ方法を解説します。ユーザーによっては何かしらの操作で、エクセルファイルの自動回復を設定していたり、反対に解除している人もいると思います。ここではその振り返りも兼ねて記載しています。それとWondershare提供のRepairitと言うファイル復元ソフトも紹介していますので、こちらも是非参考にして下さい。
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エクセルのファイルを立ち上げた際、「自動回復しました~」云々のメッセージを発見するユーザーが多いと思います。その場合はmicrosoft excel 2019において、自動回復設定されている事になります。確認方法はわざと保存せずに終了して、再度excel 2019を立ち上げるのですが、通常設定は10分間隔なのでそこまで経っていない場合エクセルは自動回復されていませんし、そもそもスマートでありません。ですので下記の操作で確認していきます。
チェックマークが入っていたらエクセルファイルの自動回復が設定されていますが、逆にない場合だと、excel2019の自動回復はされません。ちなみにexcel2019のバックアップファイルの場所は、先程の「オプション」→「保存」欄の「自動回復用ファイルの場所」に設定されています。
Office365はエクセルの自動回復をクラウド上でしてくれます。ただこの場合は、one driveと言うMicrosoftのクラウドストレージサービスに登録しないといけません。one drive登録のやり方は、Onedrive.comに入り[無料でサインアップ] →[ Microsoftアカウントの作成]の順に押します。続いて必要な情報を入力するなど登録を進めて下さい。
one driveに登録出来たら、[ファイル]→[オプション]→[保存]の順にクリック。(もしくは[ファイル]→[その他]→「オプション」の順にクリック。)別画面が出てくるのでその左側の選択肢から「保存」を押します。
次に「One DriveとShare Point OnlineのファイルをExcelの規定で自動保存する」の欄にチェックマークを入れます。(ちなみにクラウド上でのエクセルファイルの自動回復用データのために、Share Point Onlineまで登録する必要はありません。)
今度はexcel2019単品のファイル回復方法です。
これで復旧となります。
どんなにエクセルファイルのバックアップや自動回復をしていても、何かしらで破損して使えない事があると思います。その場合はWondershare提供のRepairitがお薦めです。
プロも愛用しているファイル復元ソフトで、excel2019ももちろん修復対象の優れものです。他にもWondershareは他にもファイル復元ソフトを提供していますが、Repairitは動画修復に力を入れているソフトです。その歴史は古く2003年から開発が始まり高い復元率を有しています。一度破損したファイルを修復してプレビュー機能でその状態を確認し、それをパソコンに保存する時にこの料金プランが発生するので、気軽にその実力を試す事が出来ます。それと7日間返金保証付きです。ぜひお試しください。
「Wondershare Repairit」を起動した後、「+追加」ボタンをクリックして、破損したエクセルファイルを追加します。
エクセルファイルを追加できたら、右下の「修復」をクリックします。
修復完了すると、「プレビュー」をクリックして修復できたエクセルファイルをプレビューできます。そして、「保存」ボタンをクリックして、修復できたファイルを保存します。
(*ファイルをプレビューできない場合もあります。この場合、直接的にパソコンに保存してファイルを開いてみてください。)
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内野 博
編集長