MacのTime Machineバックアップからデータ復元する方法

Time Machine は 、知らずに消えてしまったデータやファイルを復元するために使用できます。今回は、Mac Time Machine バックアップからデータを復元する方法をまとめ、便利な修復ツールを紹介します。

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内野 博

Apr 12, 2023 • カテゴリ: Macデータ復元

知らぬ間に消えてしまったデータやファイルを復元する方法として、MacユーザーにとってTime Machineは不可欠なアプリです。今回はMacのTime Machineバックアップからデータ復元方法についてまとめ、便利な修復ツールなどもご紹介します。

Part1: Time Machineとは

Macパソコンに予め搭載されているTime Machineとは、MacOSのバックアップ機能の名称です。パソコン内のファイル、フォルダやシステムファイル、アプリケーション、環境設定など、コンピュータ全体を自動的にバックアップするツールです。バックアップのための専用のボリューム(外付けHDDなどの外部デバイス)を用いての動作環境となります。

バックアップは、1時間ごとに行われ、バックアップデータは期間が24時間〜1ヶ月までは1日単位、1ヶ月以降は週単位と自動的に順番に整理されていき、またバックアップに使用する容量が不足する場合には、古いバックアップ順にデータが削除され、最適化に必要な容量が保たれます。他にも個別にバックアップ対象外のファイルを指定すること可能です。

リストア作業はFinderやSpotlightから操作できることに加え、特徴的なGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を利用することもできます。いわばパソコン全体を保護しているので、システムの復元や、Macパソコンを新規インストール後に、バックアップ元の環境を継続させることも可能です。

Part2: Time Machineのバックアップデータを復元する方法

Time Machineからバックアップデータを復元させる方法を2つご紹介いたします。

・Time Machineでファイルすべてを復元する

  1. アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」から移行アシスタントを開く
  2. 情報の転送方法を確認する画面で、【Mac、Time Machine バックアップ、または起動ディスクから】を選択→「続ける」をクリック
  3. Time Machine バックアップを選択し「続ける」をクリック
  4. リストからバックアップを選択して「続ける」をクリック
  5. 転送する情報を選択し、「続ける」をクリックすると、復元が開始される

・Time Machineでシステム全体を復元する 

  1.  Mac の電源を入れた直後に「command + R」キーを押して macOS 復元から起動
  2.  MacOS ユーティリティの画面で「Time Machine バックアップから復元」を選択
  3. 「続ける」をクリックし復元もとを選択する画面が表示されたら「Time Machine バックアップディスク」をクリック(※ディスクが暗号化されている場合、解除が必要です)
  4.  バックアップを選択後、「続ける」をクリック
  5.  復元先のディスクを選択し「復元」または「続ける」をクリックすることで復元が可能となります。

Part3 : Time Machineでバックアップしていない場合のデータ復元方法

Macユーザーの中にはTime Machineでバックアップの設定をしていないケースもあるようです。そんな時、データの復元方法として、便利な復元ツールをご紹介しましょう。Macから削除されたファイルやデータを復元方法として、「Recoverit(Mac版)」を使えば誰でも簡単に復元することが可能です。まずは無料版の「Recoverit(Mac版)」をダウンロードしてみましょう!

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【Wondershare Recoverit】データ復元ソフトは、パソコンから失われたファイルと削除されたファイルを3ステップと数分で復元可能です。1000種類以上のデータ形式を対応できます。パソコン、ごみ箱、内蔵ハードドライブ、 外付けストレージメディア、さらにはクラッシュしたパソコンからデータを復元すること ができます。

無料版のリカバリットは、復元したい対象のデータ容量が100MBまで利用することができます。無料版でお試しになってみて、便利な機能を数台のパソコンでも利用してみたい、復元するデータやファイル等の、容量を無制限にしたいと思われたらご購入されてはいかがでしょうか? 

以下は、「Recoverit」で誤って削除したMacファイルを復元する手順です。

ステップ1 復元したいファイルの元保存場所を選択します。

Recoveritを起動して、紛失したデータを保存したドライブを選択して「開始」ボタンをクリックしてからスキャンが開始されます。

消えたデータの保存先を選択

ステップ2 誤って削除したファイルを検索します。

削除したデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。

ファイルを検索

ステップ3 スキャンしたファイルをプレビューして復元します。

スキャン完成した後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!

ファイルを復元

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