ニンテンドースイッチは本体の価格が低めに設定されていて、誰でも手軽に購入してゲームをプレイできます。ただし本体に内蔵されているストレージの容量が32GBと少ないので、ダウンロードして保存ができるゲームは2本程度に限られます。すぐに空き容量が一杯になってしまうので、大容量のsdカードを利用する必要があります。
ニンテンドースイッチは、32GBまでのマイクロsdカードにしか対応していません。本体のファームウェアのアップデートを実施すれば、microSDXCも利用ができるようになります。理論上は最高で2TBまで対応が可能ですが、実際に使用する場合には容量が64GB~256GBのmicroSDXCを利用することになります。
128GBや256GBのフラッシュメモリを活用すれば、多くのゲームをダウンロードして保存をするのに便利です。パソコンを利用すれば、sdカード間でデータを移行したりバックアップを保存することが可能です。
大容量のsdカードを利用すれば、多くのゲームを保存することができます。ニンテンドースイッチの本体を操作すれば不要なデータを削除することも可能です。もしも誤ってゲームを削除してしまった場合は、残念ながら本体を操作してデータを復元させることはできません。
データを削除すると、ファイル名の分だけが消去されてデータの中身は残されています。別のデータを書き込むと消えてしまいますが、削除した直後であればパソコンを利用して復元することが可能です。誤ってデータを消してしまった場合には、すぐにsdカードを取り出して別のデータが書き込まれないようにしましょう。
誤ってゲームのデータを削除してしまった場合でも、パソコンと復元用のソフトがあれば復活させることができる場合があります。フラッシュメモリのデータを復元したい場合には、Wondershare 「Recoverit」がおすすめです。Recoveritは誤って削除してしまったデータを復元・保存するためのソフトで、操作方法が簡単なので誰でもすぐに利用できます。内蔵HDDの他にもUSBメモリなどの外部ドライブにも対応しているので、カードリーダーを用意すればニンテンドースイッチ用のマイクロsdカードでも簡単に復元作業ができます。
Recoveritを利用してニンテンドースイッチ用sd カードのデータを復元する方法をご紹介します。
カードリーダーを接続してパソコンでsdカードのアクセスができるようにセットします。
Recoveritを起動すると、メニュー画面が表示されます。「外付けデバイス」にsdカードのドライブを選択してクリックします。
クリックすると、選択した保存場所のスキャンが開始されます。スキャンが完了すると、結果がファイルの種類によって表示されます。
スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元する」ボタンをクリックすることでデータは復元します(一部のデータはプレビューできます)。
Recoveritは、パソコン・モバイル機器・デジカメなどで削除したデータを復元するためのソフトです。カードリーダーを用意すれば、「Recoverit」を活用してゲーム機用のsdカードで削除してしまったデータを復元させることも可能です。「Recoverit」は専門的な知識がない方でも簡単に操作ができるように設計されているので、万一の場合に備えてパソコンにインストールしておくと良いでしょう。
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内野 博
編集長