現在、世の中にはいろいろな記憶デバイスが存在しています。その中でもHDDは故障も少なく故障の前には予兆が見られたりと、いきなり動かなくなってしまうSSDを懸念してHDDを重宝する人も少なくありません。そんなHDDも故障してしまったらデータだけでも取り出したいところです。
今回はそんな時に使えるHDDのデータ復旧サービスを紹介していきます。
HDDからデータを復旧するとは具体的にどのようなサービスなのか解説します。サービスとはしてもらうことです。難しい操作などは業者さんに任せて、安全にHDD内のデータを復旧するサービスが様々にあります。
街中でも「PC修理」や「データ復旧承ります」などと掲げているお店もあるほど、データ復旧は大変なものと認識することができます。実際にどのようなデータ復旧サービスが存在しているのか、知っておかなければ利用することもできなくなってしまいます。データ復旧を行いたいHDDのメーカーによっても対応から異なってくるかもしれません。
HDDからデータを復旧するサービスを5つ、挙げていきます。自分のHDDに合うかもしれないサービスを比較して確認してみるのも良いでしょう。データが消えてしまって助けを呼びたいときはメーカーの修理サービスではデータの復旧はしてくれないので注意しましょう。
修理サービスはあくまでも動作の復旧が目的であって、PC内部のデータについては触れてくれないのです。データを復旧したい場合はデータの復旧を目的としているデータ復旧サービスを依頼するのが大事です。
「デジタルデータリカバリー」という名前のデータ復旧サービスをしてくれる業者さんが、なんと国内連続売り上げNo.1という実績を持っています。相談実績も累積29万件以上で復旧率も95.2%と技術力も高い業者さんとなっています。
復旧スピードも最短当日で約80%が48時間以内に復旧が終わるという数ある業者の中でも驚異的なスピードを売りにしている業者でもあります。相談・診断・見積もりが無料でなんとお会計は成功してからのみ発生する成功報酬を採用しているという自信に満ち溢れている業者さんです。
「デジタルデータリカバリー」という業者を先ほど紹介しましたが名前が似ている業者さんに、先ほどの「デジタルデータリカバリー」に相次ぐ90.6%のデータ復旧率を誇る「データリカバリーサービス」という業者があります。名前が似ていますが違う業者であり、国内だけでなく世界各国の会社単位での復旧や情報交換、技術導入にも携わっているようです。
精鋭エンジニアの数は少数集団でそれほどの規模はないようですが、相談実績も1万3000件以上と実力も備えられています。少々値段は高くなってしまうかもしれませんが無料診断も実施されているので安心ではあります。
個人ではあまり使われることは少ないかもしれないサービスですが、月額制でデータ復旧サービスを受けられる業者があります。月額費用を支払うことで年間10回データ復旧サービスを無料で受けることができるサービス業者で、裏には1で紹介したデジタルリカバリーサービスがついているので技術力に関しては申し分ないことでしょう。
プランが20名以下プランからというセキュリティ対策も一環として法人でデータのトラブル対策を行いたい方にはうってつけのサービスです。
使っているHDDのメーカーに対応しているのかを確認してみるのも良いですが、大手のデータ復旧サービスも紹介していきます。PCの様々な周辺機器を取り扱っている「ロジテック」、データ復旧サービスもしてくれる業者さんとなっています。
ロジテックはソフトウェア障害とも呼ばれる保存されているデータ、OSの管理になんらかの障害が起こってしまった論理的な障害とも呼ばれるパターンにも対応してくれます。他にも記憶媒体を構成している部品が何らかの障害を引き起こしてしまった物理的な障害のパターンでも対応してくれる技術力をもっています。
buffalo製品のHDDを使っている方も少なくないことでしょう。使っているメーカーの復旧サービスの場合は他社のサービスを頼むよりも手厚いサポートがあったりもしますのでしっかりと確認しましょう。buffaloでもデータ復旧サービスをしてくれます。
料金は一律固定となっており、診断・お見積もりは無料です。そしてなんといっても、保証期間内のBUFFALO正規商品であれば軽度の論理的障害の復旧は無償で行ってくれる親切なメーカーになっています。
ここまで業者さんなどに頼むサービスについて紹介してきましたが、どうしても金額が高くかかってしまったりプライバシーが気になってしまって少し恥ずかしい気がしてしまったりでハードルが高いものとなってしまっているかもしれません。実は自分でも簡単に復旧できるソフトがあります。
復旧したいHDDがPCで認識しない場合は別ですが、認識する場合は「Recoverit」というソフトをPCに入れた後に起動、簡単な指示に従いながら3ステップだけでHDDを復旧させることが可能です。
無料ででき、HDD以外にも様々な記憶媒体でデータの復旧ができ、復元率も95%と非常に高いデータをもっているので、それにファイルが復元できるかどうかは無料でプレビューで確認できるので、まずは「Recoverit」をお試ししてみてはいかがでしょうか。
以下は、「Recoverit」 で故障が発生したHDDから紛失したファイルを復元する手順です。
パソコンで「Recoverit」 を起動すると、新しいインターフェースでは、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「HDD」タブでハードディスクを選択するか、「場所」タブでデスクトップを選択してください。
スキャンしたいハードディスクをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。
スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。新バージョンではスキャンの時間を大幅に短縮するバージョンアップを行いました。また、スキャン結果はリアルタイムで表示されます。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。
日頃からSDHCカードを利用していると、突然保存していたはずのデータが消えることがあります。SDHCカードからデータが消える原因はさまざまですが、物理障害でない限り操作での誤りである場合がほとんどです。操作での誤りが原因であれば、本文では、SDHCカード上で紛失したデータを復元できるソフトのおすすめ10選をご紹介します。 ...
You Tube動画制作には動画だけでなくもうひとつ大事な作業があり、それがサムネイルを作ることです。本記事ではそのサムネイルの作り方とおすすめの画像編集ソフトを5つ紹介させていただきます。 ...
Outlookメールの修復なら、フリーツールがオススメ。破損したOutlookメールを素早く修復します。もしも仕事のメールが開かないと、情報や資料が見られないため非常に不便です。そんなときは、フリーツールで早急に解決しましょう。今回は破損したOutlookメールの修復に役立つフリーツールを5つ紹介。操作性と機能性に優れた「Wondershare Repairit for Email」も紹介します。 ...
内野 博
編集長